Googleが提供していたURL短縮サービス「goo.gl」に関して、2025年8月25日をもってすべての短縮URLが機能しなくなることが正式に発表されました。
📅終了日:2025年8月25日(月)
この日以降、「goo.gl」リンクは完全に開けなくなります。

❓「goo.gl」とは?かつて人気を博したGoogleのURL短縮サービス
「goo.gl」は、2009年にGoogleが提供を開始した**公式のURL短縮サービス(Google URL Shortener)**です。SNSやブログ、メールなどでリンクを短く・スマートに共有できる便利なサービスとして、多くのユーザーに利用されてきました。
しかし、Googleは2018年に新たな方針として**「Firebase Dynamic Links(FDL)」への移行**を打ち出し、2019年3月30日をもって「goo.gl」の新規利用を停止。以降は、既存ユーザーによるリンク管理・閲覧のみが継続されてきました。

🚨2025年8月25日、ついに全リンクが無効に
そして今回、ついに「goo.gl」リンクが完全にアクセス不能になることが正式発表されました。
❗主な影響ポイント
- これまで作成された すべての goo.gl リンクが開けなくなる
- リンクをクリックしても リダイレクトされず無応答状態に
- サービス終了直前には **警告画面(インタースティシャルページ)**が挿入されることも
📌補足:現在(2024年8月〜)は、アクセス時に一部ユーザーに対し「警告ページ(中間画面)」が表示されており、この表示割合は今後増加する見込みです。

🔄まだ移行していない場合、今すぐ代替サービスへ変更を
「goo.gl」を使用しているすべてのリンクは、他の短縮URLサービスへの移行が必須です。
たとえば以下のようなURL短縮サービスが主な代替候補になります:
👀 ブログやSNSで「goo.gl」を使った過去記事がある方は特に注意!
過去の投稿リンクもすべて確認し、リンク切れによるSEO損失やユーザー離脱を防ぐための修正が必要です。

💡一部ケースでは「si=1」パラメーター追加で警告画面を抑制可能
現時点で「goo.gl」リンクにアクセスすると、警告画面(インタースティシャル)が表示されてしまう場合があります。
このようなケースでは、URL末尾に**「?si=1
」パラメーターを追加**することで警告画面をスキップできる可能性があります。
例:
bashコピーする編集するhttps://goo.gl/abc123 ➡ https://goo.gl/abc123?si=1
ただし、この回避方法も2025年8月25日以降は無効となるため、あくまで一時的な対応策として考えてください。
🧠終了の背景とネット上の反応:Googleへの批判と擁護
今回の終了発表に対して、海外メディア「The Verge」は以下のようなユーザーコメントを紹介しています:
🗣「GoogleはURL短縮のようなインフラ的機能をなぜ維持できないのか?インターネットは公共事業として運営されるべきだ」
一方で、
✅「サービス終了は2019年に告知済みで、5年以上も猶予があった。むしろGoogleの対応は誠実だったと思う」
といった、Googleを擁護する声も一定数存在しています。
👥また、GIGAZINE公式Discordでは「移行先どうする?」「どのサービスが信頼できる?」といった議論が活発に行われています。
📌まとめ:使っているなら「今すぐリンクの見直しを!」
- 「goo.gl」は2025年8月25日をもって完全に終了
- 過去のリンクが使えなくなるため、移行しないとリンク切れが発生
- SEO・ユーザー体験の観点からも移行は急務
- 代替サービスを使ったリンクの再作成を強く推奨
🔧早めの対応が、後々のトラブルや機会損失を防ぎます。今すぐご自身のサイトやSNS、メール署名などを見直してみてください!