🚫Epic Games、フォートナイトで不正行為を行ったユーザー2名を永久BAN処分に──YouTube上での公開謝罪も命令

🚫Epic Games、フォートナイトで不正行為を行ったユーザー2名を永久BAN処分に──YouTube上での公開謝罪も命令 #news
対象となったのは、チートツールの販売・使用者と、ライブ配信中のプレイヤーに対してDDoS攻撃を仕掛けた加害者。両者にはフォートナイトからの永久BANが言い渡され、謝罪動画をYouTube上に公開するよう命じられました。

人気オンラインバトルロイヤルゲーム『Fortnite(フォートナイト)』の運営元であるEpic Gamesが、ゲーム内での不正行為やサイバー攻撃を行ったユーザー2名に対し、厳格な法的措置を講じたことが話題となっています。対象となったのは、チートツールの販売・使用者と、ライブ配信中のプレイヤーに対してDDoS攻撃を仕掛けた加害者。両者にはフォートナイトからの永久BANが言い渡され、謝罪動画をYouTube上に公開するよう命じられました。

🎯 Epic Gamesが公式X(旧Twitter)で法的措置を公表

Epic Gamesは2025年7月、X(旧Twitter)公式アカウントを通じて以下の声明を発表しました。

「私たちは、ルールを破り不正行為を行った2名に対して法的措置を講じました。1人は不正ツールの販売と使用を行い、もう1人はコンテンツクリエイターに対してDDoS攻撃を実施しました。両名は今後の活動を禁止され、フォートナイトから永久にBANされました。」

この声明には、2人の加害者が自身の行為について謝罪するYouTube動画へのリンクも添付されており、Epic Gamesの毅然とした対応が注目を集めています。

🧩 チート販売者とDDoS攻撃者、それぞれの謝罪動画が公開

✅ チート販売者「Mirrored」の謝罪

1本目の動画は、不正ツールを使用・販売した「Mirrored」というユーザーによる謝罪動画です。動画自体は25秒間の無音スライド形式で、以下のような謝罪文が表示されます:

「私はフォートナイトのトーナメントで不正行為をし、他人が不正を行えるようにチートツールやハードウェアを販売・配布しました。Epic Gamesのルールに違反したことで法的措置が取られ、私は永久にプレイを禁止されました。」

この動画は「Apology to Epic Games and the Fortnite community」と題されており、真摯な態度を見せてはいるものの、その背景には強制的な処分があることが読み取れます。

🔗 Apology to Epic Games and the Fortnite community – YouTube

🚫 DDoS攻撃者「Zebsi」の謝罪

2本目の動画は、ゲーム配信中のストリーマーに対しDDoS攻撃を仕掛けた「Zebsi」というユーザーによるもの。こちらも無音のテキスト動画で、他者のゲーム体験を妨害したことに対する謝罪と、フォートナイトからの永久BAN処分を伝えています。

🔗 July 14 2025 – YouTube

🛡 Epic Gamesのチート対策──過去にも強硬対応を実施

Epic Gamesはこれまでにも、フォートナイトにおける不正行為へ強く対処してきた経緯があります。たとえば:

  • 2025年6月には、壁越しの敵を透視できるチートツールを開発・販売した人物に対して新たな訴訟を提起
  • 2025年2月には、元プロゲーマーが大会出場のためにアカウント共有を行ったとして永久BAN処分
    • この選手は2万ドル(約300万円)の賞金を獲得していましたが、和解条件として慈善団体への寄付と謝罪動画の公開を求められました

Epic Gamesは公式声明でも「チートや不正行為には例外なく対応する」と明言しており、ユーザーコミュニティの健全性維持に全力を注いでいます。

💻 DDoS攻撃やチート行為はなぜ問題なのか?

不正ツールやサイバー攻撃は、単なる「ズル」では済まされない重大な規約違反かつ犯罪行為です。特にDDoS攻撃は、対象のネットワークを一時的にダウンさせるなどの被害を引き起こすもので、ゲームの公平性を損なうだけでなく、配信者や視聴者にも多大な迷惑を及ぼします。

また、チート行為はゲーム内のランキングや報酬制度を崩壊させ、真面目にプレイしているプレイヤーの信頼を失わせる要因にもなります。

🌐 公開謝罪の意義と波紋

Epic Gamesが今回導入した「YouTube上での公開謝罪」という手法は、単なるアカウントBAN以上に社会的な影響を与えるものです。特に若年層ユーザーが多いフォートナイトにおいて、「不正をすればその代償は重い」という教訓を可視化する効果があります。

一方で、「晒し上げ」的な処分に対して人権面からの議論も生まれる可能性があり、今後の業界対応の在り方を考える契機にもなり得ます。

✅ まとめ:健全なオンラインゲーム環境を守るために

今回の対応は、Epic Gamesがチートやサイバー攻撃に対して強硬な姿勢を崩していないことを改めて示すものです。公開謝罪という形式は異例であるものの、オンラインゲームの公平性と安全性を守るための「最後の手段」として、その妥当性が問われています。

プレイヤー一人ひとりが「正々堂々とプレイする」ことの大切さを再確認し、健全なコミュニティの維持に貢献することが求められます。

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