Twitter創業者であり、仮想通貨推進派としても知られるジャック・ドーシー氏が創設したモバイル決済サービス「Square」が、ついにビットコイン(BTC)による決済に対応することを発表しました。

🗓️ 実装は2025年後半から!Las Vegasの「Bitcoin 2025」で体験会も
この発表は、Squareを運営する企業**Block, Inc.が2025年5月27日に公式発表したもので、同日から米ラスベガスで開催された「Bitcoin 2025」**にて、初の体験会も行われています。
「Bitcoinで決済できる時代が、ついに現実になる。しかも数秒以内のリアルタイム処理で!」
— Block CEO ジャック・ドーシー

⚙️ 仕組み:即時レート換算とリアルタイム決済
ビットコインでの支払いは、以下のようなステップでスムーズに行われます:
- ユーザーがSquare端末で「ビットコイン決済」を選択
- Squareがその場で為替レートを取得
- 即座に決済処理が完了(法定通貨への変換も可能)
販売者側は、受け取ったBTCをそのまま保有することも、リアルタイムでドルなどに変換することも選べます。
🪙 利用者:ビットコインで即時支払い可能
🏪 販売者:BTCで保有 or 法定通貨に変換を選択可
🌏 日本展開も進行中!でも対応状況は?
Squareはすでに日本でも広く展開しており、飲食店や小売店などで、以下のような端末を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
📱 参考リンク:Amazonで見る Squareスタンド(第2世代)
さらに、2025年の大阪・関西万博でも、Squareの決済端末が導入され、13か国のパビリオンで活用される予定です。
🇯🇵 日本でもビットコイン決済が使えるようになるの?
現時点では日本を含む全地域での対応は未定です。Blockは次のように表明しています:
「ビットコイン決済は2025年後半から開始され、各国の規制当局の承認を経て、2026年には全ての適格販売者に展開される見込みです。」
つまり、日本での正式導入には、金融庁などの承認を待つ必要があると見られます。
🧑💼 Block側のコメント:「何百万の販売者にBTC体験を」
Blockでビットコイン関連製品の責任者を務めるマイルズ・スーター氏は、以下のように語っています。
「私たちは長年ビットコインの支持者であり、これを日常的に使いやすいものにすることを目指してきました。Squareを通じて、コーヒーショップや小売店がBTCを受け入れれば、中小企業も迅速に支払いを受け取れ、キャッシュフローも改善します。」
🔑 キーポイント:
- BTC決済は中小店舗の即時入金・安定収益に貢献
- ブロックチェーンの利便性をリアルな店舗体験へ転換
🧮 Squareの過去と未来:ブロックチェーン戦略に一貫性あり
Blockはこれまでもビットコインとの関わりを強めてきました。
- 📉 2022年:BTC関連で49億円の減損を計上(市場の波に左右)
- 🔁 2021年:「今すぐ購入、あとで支払う」サービスAfterpayを約3.2兆円で買収
- 🔐 「ハードウェアウォレット」開発の表明(BTCの個人保管を想定)
💡 社名も「Square」から「Block」へ変更したのは、ブロックチェーン技術への注力を明確に示すものでした。
🚀 まとめ:Square × Bitcoinは“日常革命”の始まりか
Squareのビットコイン対応は、単なる決済手段の追加にとどまりません。
これは、仮想通貨が実店舗でも使える社会インフラへ変貌しつつあることを意味しています。
- ✅ 2025年後半から実装開始(まずは米国中心)
- ✅ 規制次第で2026年以降は世界中の店舗に
- ✅ 日本でも導入の可能性あり(要金融庁承認)
👀 今後は、あなたの近くのカフェや本屋で、**「ビットコインで支払いOKです」**という表示を見る日が来るかもしれません。