2025年10月22日に登場した最新iPad Proは、Appleの新世代チップ「M5」を搭載。Apple公式によると「次世代10コアGPUアーキテクチャ」によって、AIワークロードを劇的に高速化し、M4比で最大4倍のGPU演算性能を誇ると発表されています。
本記事では、実際のベンチマーク結果をもとにM5の実力を徹底チェックします。

🧠M5チップの基本構成と特徴
今回検証したのはWi-Fiモデル・1TB(スペースブラック)。
CPU構成は高性能コア4基+高効率コア6基=10コアCPUで、メモリ容量は16GB。M4搭載iPad Proと比べると、コア数とGPUアーキテクチャが進化しています。
AppleはM5を「各GPUコアにNeural Acceleratorを統合したAI時代のGPU」と位置づけており、GPUベースのAI処理を中心に性能が大幅アップしています。

⚙️Geekbench 6でCPU&GPU性能を比較
ベンチマーク環境は以下の通りです。
- 室温:23度
- 湿度:20%
- OS:iPadOS 26.0.1
📊CPUスコア
| 項目 | M4搭載iPad Pro | M5搭載iPad Pro | 向上率 |
|---|---|---|---|
| シングルコア | 3736 | 4144 | 約10%向上 |
| マルチコア | 14667 | 16531 | 約13%向上 |
➡️ M5は処理効率・マルチタスク性能が確実にアップ!
🎮GPUスコア
| 項目 | M4搭載 | M5搭載 | 向上率 |
|---|---|---|---|
| Geekbench GPU | 53211 | 74657 | 約40%アップ |
GPU性能では大幅な向上を確認。特に3Dレンダリングやグラフィック処理での伸びが顕著でした。
🤖AIベンチマーク:Neural Engineの進化を体感
AI処理性能を測定するGeekbench AIでの結果は以下の通り。
| 精度 | M4スコア | M5スコア | 向上率 |
|---|---|---|---|
| FP32(単精度) | 約4900 | 5304 | 約8% |
| FP16(半精度) | 約36000 | 41384 | 約15% |
| 量子化(Quantized) | 約51000 | 57044 | 約12% |
M5のNeural Engineは単なるGPU強化ではなく、AI推論・生成タスクを最適化。
AIイラスト生成や画像補完などのワークロードがスムーズにこなせるようになりました。

🔥Antutu Benchmarkでも圧倒的な差
スマホ・タブレット向け総合ベンチ「AnTuTu Benchmark」では、以下の結果に。
| 項目 | M4 | M5 | 向上率 |
|---|---|---|---|
| 総合スコア | 2,638,653 | 3,305,598 | 約25%アップ |
特にCPUスコアが約30%も伸びており、アプリ起動やマルチタスク処理がより快適に。

🧩画像生成AI・動画編集テスト:実作業での体感速度
ローカルでAI生成を行える「Draw Things」で、Qwen Image 1.0モデルを使用して速度を比較。
| モデル | 生成時間 |
|---|---|
| M4搭載iPad Pro | 約25分50秒 |
| M5搭載iPad Pro | 約15分20秒(40%短縮) |
さらに、Premiereで4K60fps・HDR動画(1分26秒)を出力した場合も、
- M4:45.1秒
- M5:37.8秒
➡️ AI画像生成も動画編集も明らかに高速化!
創作・編集ワークを日常的に行うユーザーにとって、大きな時短メリットがあります。

💡デザインとラインナップ:見た目は同じでも中身は別物
M5搭載iPad Proは、前世代とほぼ同デザイン。
しかし中身は完全に刷新されており、AI生成・3D編集・動画書き出しなど**「重い処理を軽くこなすプロ仕様マシン」**に進化しました。
📱ラインナップ概要
- サイズ:11インチ / 13インチ
- カラー:スペースブラック / シルバー
- ストレージ:256GB / 512GB / 1TB / 2TB
- 1TB以上は10コアCPU+Nano-textureガラス対応
Amazonでも予約・購入可能です👇
👉 11インチ iPad Pro(M5) – Amazon.co.jp
👉 13インチ iPad Pro(M5) – Amazon.co.jp
🔚まとめ:M5搭載iPad ProはAI&グラフィック時代の最適解
見た目こそ変わらないものの、M5チップの性能進化は圧倒的。
- CPU性能:+10%前後
- GPU性能:+40%
- AI性能:+15%
- 実作業速度:最大40%短縮
動画編集・AIイラスト生成・3Dアートなど、ハイパフォーマンスを求めるユーザーに最適な進化モデルです。
今後は発熱・バッテリー持続時間などの検証も注目されます。

