AI開発のリーディングカンパニーであるOpenAIは2025年10月6日、半導体大手AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)との間で、
次世代AIインフラ構築に向けた戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。
契約により、OpenAIは合計6ギガワット(GW)規模のAMD製GPUシステムを導入し、
さらにAMD株式の最大10%を取得することが明らかになっています。
💡 この提携により、OpenAIは「NVIDIA+AMD」の二大GPU体制でAIインフラを強化します。

🧠6ギガワット級のAMD Instinct GPUを導入、複数世代にわたる長期契約
OpenAIは今回の契約で、AMDを「中核的戦略コンピューティングパートナー(Core Strategic Compute Partner)」として位置付け、
同社の最新GPU「AMD Instinct MI450シリーズ」およびラックスケールAIソリューションを中心に採用する計画を発表しました。
この契約は複数世代にわたる長期的なもので、将来的にはSora 2やGPT-5 Proなど次世代AIモデルのトレーニングにも活用される見込みです。
OpenAIとAMDの共同声明によると、
「このパートナーシップはAIの超大規模導入を可能にし、AIエコシステム全体の発展を促進する真のWin-Winな関係だ」としています。
⚙️ 6ギガワット=原子力発電所約6基分の計算力を誇る超大型AIインフラ。
💰AMD株の最大10%をOpenAIが取得、段階的に権利確定
契約の一環として、AMDはOpenAIに対し最大1億6000万株分の権利を割り当てました。
この権利は導入段階に応じて確定する構造で、
- 1ギガワット分のAMD製システムが導入された時点で第1弾分が確定
- 残りは導入総量が6ギガワットに達した際にすべて確定
となります。
これによりOpenAIはAMDの最大10%株式を保有する見込みで、
両社の関係は単なる顧客・供給関係を超えた「資本提携+技術提携」の形へと発展しました。
💹 このニュースを受けて、AMD株は23.7%急騰。
一方で、OpenAIとの提携を先に発表していたNVIDIA株は1%下落しました。

🗣️AMDリサ・スーCEO「世界にはもっとAIコンピューティングが必要」
AMDのCEO兼会長であるリサ・スー氏はX(旧Twitter)で次のようにコメントしました。
「とてもエキサイティングな日です!
OpenAIと協力して6ギガワットのAMD Instinct GPUを導入できることに感激しています。
世界にはより大規模なAIコンピューティングが必要です。
両社の強みを結集してグローバルなAIインフラを加速させます。」
スー氏はOpenAIのサム・アルトマンCEOおよびグレッグ・ブロックマンCTOに感謝を述べ、
「これは両社にとって真のWin-Winだ」と強調しました。
🧩 AMDにとっても、NVIDIA一強のAIチップ市場でシェア拡大を狙う重要な転機となります。
💬サム・アルトマンCEO「NVIDIAとの協業も継続し、世界の計算力を拡張する」
OpenAIのサム・アルトマンCEOもX上で声明を発表し、次のように述べました。
「AMDのチップを活用してユーザーにより良いサービスを提供できることを嬉しく思います。
これはNVIDIAとの協業に加えて行う新たな取り組みです。
今後もNVIDIAチップの購入を増やす予定であり、
世界にはさらに多くのコンピューティング能力が必要です。」
つまりOpenAIは、**NVIDIAとAMDの両社を戦略的に活用する“二刀流アプローチ”**を取る方針を明確にしています。
⚡️「OpenAI=NVIDIA専属」という構図が崩れた瞬間でもあります。
🌍AIインフラ競争が本格化、OpenAIの「Stargate計画」との連携も視野に
今回の契約は、OpenAIが進めている大規模AIインフラ計画「Stargate」の一環とみられます。
Stargateは、数十ギガワット規模のAI計算資源を地球規模で構築する構想で、
すでにMicrosoft・SK・Samsungなども同計画に参加しています。
AMDのGPU導入によって、OpenAIのインフラは多様化し、
コスト・効率・供給安定性の面でNVIDIA依存リスクの軽減が期待されます。
🛰️ OpenAIの次なる野望は、“地球規模のAIスーパーコンピュータ”の構築です。
🔮まとめ:OpenAI×AMD提携が描くAIコンピュートの未来
OpenAIとAMDの提携は、AIインフラ市場における歴史的な転換点です。
OpenAIがAMD株を取得し、6GW級のGPUシステムを導入することで、
両社は「ハードウェアとAIモデル」の垂直統合をさらに加速させます。
🚀 OpenAIの次世代AI(GPT-5 ProやSora 2)を支えるのは、AMDの演算力。
世界のAIインフラ競争は、いま新たなフェーズへ突入しました。

