テレビ視聴の増加に合わせて大画面向けアップデートを続々発表
YouTubeは、テレビでの視聴が急増している現状に合わせ、大画面での体験を大幅に向上させる新機能を発表しました。
特に注目されているのは、フルHD未満の動画を自動でHD(720p)に高画質化するAI機能で、近い将来は4Kアップスケールにも対応するとしています。
テレビ視聴で6桁収益(数千万円以上)を獲得するチャンネル数は、前年比45%増。
YouTubeがテレビ向けに力を入れる理由がここにあります。

🖼サムネイルの上限ファイルサイズが2MB → 50MBへ大幅拡張
大画面でも映える4Kサムネイルが設定可能に
YouTubeはサムネイル画像のファイルサイズ上限を2MBから50MBへ引き上げました。
これにより……
- 4Kクオリティのサムネイルがアップロード可能
- テレビ視聴時の表示がより鮮明に
- ブランド認知向上にも効果的
さらに一部のクリエイター向けには、より大きな動画ファイルのアップロードを可能にするテストも開始しています。

🤖AIが自動で高画質化
フルHD未満 → HD(720p)に自動アップスケール、今後は4K対応も予定
新たに導入されるAI機能により、
1080p未満の解像度でアップロードされた動画を自動でHD画質に向上させます。
- アップスケール後もオリジナル動画は保持
- 将来的には最大4Kアップスケールに対応
- 視聴者側の設定なしで画質改善が反映
テレビ視聴の需要が高まる中、古い動画や低画質動画が**自動で“見やすく生まれ変わる”**利点が大きいです。

❌AI高画質化をオフにすることも可能(オプトアウト)
オリジナル画質を保ちたいクリエイター向け設定
AIによる画質アップスケールは便利ですが、
「あえてオリジナル画質を保ちたい」クリエイター向けにオプトアウト設定も提供されています。
手順はこちら👇
- YouTube Studioを開く
- 左下の「設定」をクリック
- 「チャンネル」→「詳細設定」へ移動
- 「YouTubeに画質の改善処理を許可する」
- 「YouTubeに音質の改善処理を許可する」
のオン/オフが切り替え可能
※デフォルトでは両方とも「オン」になっています。

YouTube Studioを開いて画面左下にある「設定」をクリック。

「チャンネル」→「詳細設定」の順にクリックすることで、「YouTubeに画質の改善処理を許可する」および「YouTubeに音質の改善処理を許可する」のオンオフが可能です。なお、デフォルトではYouTubeによる画質および音質の改善処理が有効になっていました。
🆕チャンネルページのデザイン刷新
没入型のプレビューでお気に入り動画をすぐ発見できる
YouTubeはテレビ向けUIを改善し、
ユーザーがチャンネルページから動画を見つけやすくなるようデザインを更新しました。
- ホーム画面で「没入型プレビュー」を表示
- 一気見したくなるようなコレクション化
- チャンネル全体の体験が向上
クリエイターは過去動画も含めた“見栄えの良い番組編成”が可能になります。
🔍テレビでの検索性能がアップ
チャンネル内動画が優先表示され、埋もれにくくなる
テレビでの検索時に、
ユーザーが特定チャンネルのページから検索すると……
- そのチャンネルの動画が検索結果の上位に表示される
- YouTube全体の膨大な動画に埋もれにくくなる
クリエイターにとっては獲得できる再生数・収益の増加につながるアップデートとなっています。
🛍テレビで見ながらショッピングが簡単に
QRコードでスマホに商品ページを即表示
過去12カ月で YouTube上の「ショッピング関連動画」はなんと350億時間視聴されました。
これに合わせ、YouTubeはショッピング体験も強化。
- 動画に商品をタグ付け
- テレビ視聴時にQRコードを表示
- 視聴者はスマホで商品ページに即アクセス
- 動画内の特定タイミングで商品を強調する新機能もテスト中
大画面からスムーズに購買行動へ繋がる導線が整備され、
クリエイターと企業双方にメリットがある仕組みになっています。
📣YouTube CEOも新機能をアピール
ニール・モーハンCEOはXで次のようにコメント。
「テレビ収益で6桁以上を得るチャンネルは前年比45%増加。
テレビはYouTubeで最も急成長中のスクリーンです。
4KサムネイルやAIアップスケールにより、
クリエイターが大画面でさらに輝けるようにします。」
テレビ視聴の拡大に向けた本気度が分かる発表となりました。
📝まとめ:YouTubeは「テレビ時代」に最適化を加速中
今回の一連のアップデートは、
YouTubeがテレビ視聴を最重要戦略として位置づけていることを示しています。
- AIの自動高画質化(4K対応予定)
- 4Kサムネイル対応
- テレビUIの改善
- テレビ検索の最適化
- テレビショッピングの強化
クリエイターにとっては、過去動画も含めて価値が上がるチャンスであり、
視聴者にとってはより快適で発見しやすい視聴体験が実現されつつあります。

