― AIエージェント同士をつなぐ“共通語”をコミュニティ主導で育てる狙いとは?
Google が開発を進めてきた Agent2Agent(A2A)プロトコル が、非営利技術コンソーシアム Linux Foundation の管理下へ──。
これにより、AIエージェント同士の安全・高速・ベンダー横断的な通信規格が “1社依存” から “中立的オープン標準” へと大きく舵を切ります。

🧩 A2Aプロトコルとは?
項目 | 内容 |
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🛠️ 開発元 | Google Cloud(2025年4月発表) |
🎯 目的 | AIエージェント同士の認証・通信・連携 を簡素化/標準化 |
🔑 主な特徴 | – セキュアなID/認可 – データフォーマットの共通化 – エージェントカタログで “発見” が容易 |
🌐 想定ユースケース | マルチクラウド/マルチベンダー環境で動く 自律型AIサービスの相互運用 |

🚀 なぜ Linux Foundation へ移管?
Google コメント
「中立ガバナンス の下で“ベンダーロックインなき”エコシステムを育てるため」
- オープンコラボレーション:世界中の開発者・企業が平等に貢献
- IP(知財)管理:ライセンスや特許面の透明性を確保
- 長期メンテナンス:単一企業の戦略変更で“放置”されるリスクを回避

🏢 100社超が参画 ― “ハイパースケーラー総出”の異例体制
主要サポーター | 立場/コメント抜粋 |
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Google Cloud | 「ベンダーアグノスティックな標準策定へ」 |
AWS | 「AIエージェントがあらゆるCXの要になる」 |
Microsoft | 「オープン標準+エンタープライズ機能で責任あるデプロイを」 |
Cisco / SAP / ServiceNow / Salesforce など | 産業・業務向けユースケースを加速 |
🗣️ Linux Foundation ジム・ゼムリン氏
「A2A は Kubernetes や OpenTelemetry に続く “AI時代の中核標準” になる潜在力がある」

💡 A2A がもたらす開発者メリット
- マルチエージェント×マルチクラウド連携 が“プラグ&プレイ”に
- 単機能ボットを “組み合わせて” 高度なワークフロー自動化 が可能
- セキュア通信が標準装備 → 実運用の導入コストを大幅削減
- OSSコミュニティで改良が進み デファクト標準化の加速 も期待
📦 どこで試せる? ─ リポジトリ公開中
- GitHub: https://github.com/a2aprotocol/ bashコピーする編集する
# 例:クライアントSDK のインストール pip install a2a-sdk
🔮 今後のロードマップ
- 2025 Q3: “Core v1” 仕様凍結、相互運用テスト開始
- 2025 Q4: 多言語SDK / プラグインエコシステム 公開
- 2026: 標準化団体(ISO/IECなど)への仕様提出を視野