🛠️ イーロン・マスク率いる「政府効率化省(DOGE)」の19歳メンバー、機密漏洩で前職を解雇されていた
イーロン・マスク氏が主導する「政府効率化省(Department of Government Efficiency:DOGE)」のメンバーで、わずか19歳のエドワード・コリスティン氏が、前職のサイバーセキュリティ企業で「機密漏洩」を理由に解雇されていたことが判明しました。この事実を受け、議員たちからはDOGEメンバーの身元に対する懸念の声が上がっています。🔍

🚀 DOGEとは?
DOGEはトランプ大統領の大統領令により設立された組織で、「アメリカ政府の無駄を排除し、効率化を推進する」という目的のもと、イーロン・マスク氏が率いています。マスク氏はホワイトハウス内にオフィスを構えており、政府機関の業務効率化に関わるさまざまなプロジェクトを進めています。
🎯 DOGEの目的
- 政府予算の無駄遣い削減💲
- 行政手続きの効率化⚙️
- テクノロジーを活用した業務改善🖥️

💻 機密漏洩で解雇されたコリスティン氏の過去
コリスティン氏は、アリゾナ州に拠点を置くサイバーセキュリティ企業「Path Network」で、2022年4月から6月までソフトウェアエンジニアのインターンとして働いていました。
しかし、同社の広報担当者によると、コリスティン氏の在職期間中に機密漏洩事件が発生。社内調査の結果、彼の契約は終了されました。
「エドワードは内部情報を競合他社に漏らしたため解雇されました。情報漏洩は受け入れられません」 — Path Network幹部
さらに、コリスティン氏は解雇後、Discordで次のような投稿をしていたことが判明しています。
💬 「在職中、すべてのマシンにアクセスできた。カスタマーサポートのサーバーも削除できたが、悪用はしていない」
この投稿は「Rivage」という偽名を使って行われましたが、複数の知人が「コリスティン氏本人が使用していた」と証言しています。

🕵️♂️ コリスティン氏と「The Com」
コリスティン氏は、犯罪SNSとされる「The Com」の出身者である可能性も指摘されています。「The Com」はサイバー犯罪の情報共有を行うコミュニティとして知られ、ここで得た知識やネットワークがDOGEでの活動に影響を与えるのではないかとの懸念が高まっています。
🌐 Tesla.Sexy LLCの謎
さらに、コリスティン氏は2021年に「Tesla.Sexy LLC」という企業を設立。この企業は、ロシア市場向けのAIボット「Helfie」を運用するなど、複数のロシア関連ドメインを保有していることが確認されています。
アメリカ国籍の人物がロシアのウェブサイトを管理すること自体に法的な問題はありませんが、政府機関で働くにあたり、国家安全保障上のリスクとなる可能性が指摘されています。🔴
🏛️ 政界からの懸念
上院情報委員会のロン・ワイデン議員(オレゴン州選出)は、DOGEメンバーの選定プロセスについて疑問を呈し、次のようにコメントしています。
「イーロン・マスク氏率いるDOGEメンバーに、社会保障や医療関連のシステムにアクセスさせるのは国家安全保障上の悪夢です」
ワイデン議員は、DOGEメンバーの身元調査や、機密情報へのアクセス制限措置について、政府に説明を求めています。
⚠️ 過去のトラブルも…
DOGEでは以前にも、X(旧Twitter)やSpaceXで働いていたマルコ・エレズ氏が「人種差別的な投稿」をSNSで行い、辞職する事態が発生しました。しかし、この問題発覚からわずか1日後、イーロン・マスク氏はエレズ氏の再雇用を発表し、物議を醸しています。
🔚 まとめ:DOGEの未来に影を落とす「若き天才」のリスク
イーロン・マスク氏が掲げる「政府の効率化」という理想に向けて、DOGEは斬新なアイデアと技術力を駆使してきました。しかし、19歳のコリスティン氏の過去が示すように、メンバーの身元や信頼性に疑問符が付く事態が相次いでいます。
政府の重要情報を取り扱う機関だからこそ、厳格な審査体制と倫理意識が求められるでしょう。🌱
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