世界中で人気のオンラインバトルロイヤルゲーム『Fortnite(フォートナイト)』を運営するEpic Gamesが、ゲーム内の不正行為やサイバー攻撃を行ったユーザー2名に対して法的措置を実施し、YouTube上での謝罪動画の公開を求めたことが話題となっています。

❌ チート販売とDDoS攻撃、2つの重大な違反行為が発覚
今回、Epic Gamesが公表した処分の対象となったのは以下の2名です:
- 「Mirrored」氏:不正ツールの使用および販売を行った人物
- 「Zebsi」氏:ストリーマーに対してDDoS攻撃を仕掛けた人物
両名は「フォートナイト」の規約に違反したことから、ゲームからの永久追放(永久BAN)と、今後の不正行為に対する厳重な警告が言い渡されました。Fortnite fans get banned for life, are forced to publicly apologize | Polygonhttps://www.polygon.com/news/612950/fortnite-cheater-ddos-apology-youtube-legal-action-epic-gamesEpic GamesはX(旧Twitter)に、「私たちは、ルールを破り不正行為を行った2名に対して法的措置を講じました。1人は不正ツールの販売と使用を行い、もう1人はゲームプレイをライブ配信していたコンテンツクリエイターに対してサイバー攻撃(いわゆるDDoS攻撃)を実施しました。両名はこれらの活動を停止するよう命じられ、フォートナイトのプレイが禁止されています。ルールを破れば、その代償があります」とメッセージを投稿。続けて2本のYouTube動画へのリンクを紹介しました。

🎥 ユーザーに謝罪動画の公開を義務付け
Epic GamesはX(旧Twitter)にて、両者の違反を公表するとともに、本人たちが投稿したYouTube謝罪動画へのリンクも添付しました。
🔹【1】Mirrored氏の動画(チート販売者)
フォートナイトのトーナメントで不正を行い、他者にも不正を助長するチートやハードウェアを配布してしまったことを謝罪します。
Epic Gamesの規約に違反したため、永久にBANされ、再発時には法的措置が執行されます。
この内容は25秒の無音・テキスト動画として投稿されています。
🔗 Apology to Epic Games and the Fortnite community – YouTube

🔹【2】Zebsi氏の動画(DDoS攻撃者)
他のプレイヤーや配信者にDDoS攻撃を行い、ゲーム体験を妨害したことを謝罪します。これにより、フォートナイトからの永久追放処分を受けました。
こちらも音声はなく、テキストでの謝罪メッセージが表示されています。
⚖️ Epic Gamesは一貫して不正行為に厳しい対応
Epic Gamesは以前からチートやアカウント不正利用に対して厳正な対処を取ってきました。
📌 過去の主な対応例
- 2025年6月:壁越しの視認チートツールを販売した開発者に対し、新たな訴訟を起こすと発表。
- 2025年2月:元プロゲーマーが不正にアカウントを共有し、公式大会出場・2万ドル獲得 → 失格・永久BAN処分。さらに慈善団体への寄付と謝罪動画も義務付け。
このように、Epic Gamesは「フォートナイト」という大規模なプラットフォームの公正性を維持するために、厳正かつ透明性のある姿勢を貫いています。
💬 不正行為のリスクとコミュニティへの影響
チート行為やDDoS攻撃は、ゲームバランスを著しく損ねるだけでなく、プレイヤーや配信者に対して心理的・物理的被害を与える深刻な問題です。
今回の件では、Epic Gamesが**法的措置+社会的制裁(謝罪動画の公開)**を通じて「不正行為には代償がある」ことを強く印象付けました。
🧠 まとめ:ゲームの未来を守るために
フォートナイトをはじめとするeスポーツやオンラインゲームにおいて、公平な競技性と安全な環境は極めて重要です。
Epic Gamesのように毅然とした対応を取ることで、プレイヤーの信頼とコミュニティの健全性が保たれ、今後のゲーム体験の質向上にもつながっていくでしょう。
🎯今後もゲームを楽しむすべての人が安心してプレイできるよう、不正行為への理解と監視は欠かせません。