世界最大級の動画配信サービス「Netflix」が、2025年第1四半期(1月~3月)の決算を発表しました。1月に実施されたサブスクリプション価格の改定が功を奏し、売上高は前年同期比で**+12.5%増の105億4300万ドル(約1兆5000億円)**に達しました💰✨

✅ 売上・利益ともに大幅増!アナリスト予想を上回る好成績
LSEG Data & Analyticsの分析によると、この105億ドル超という売上は、市場予想であった105億1000万ドルを上回る好結果。
また、**純利益も28億9000万ドル(約4100億円)**と、前年同期の18億6900万ドルから大きく伸長しました📊
Netflixはこの業績について、以下の要因を挙げています:
- 🔺 2025年1月の料金改定
- 📈 会員数の増加
- 📺 広告付きプランの拡大

💵 1月に最大2.5ドルの値上げ、その影響は?
Netflixは2025年1月、アメリカ、カナダ、アルゼンチン、ポルトガルなどで最大**月額2.5ドル(約355円)**の値上げを実施。この改定は、ベーシック・スタンダード・プレミアムの各プランに段階的に適用されました。
これにより、収益の底上げが図られ、広告モデルや追加会員制度との組み合わせによって全体の売上が増加しています📶

🔥 人気コンテンツが再生数を牽引
四半期中に配信された以下の作品が特に人気を集めました:
- 🎞️ 「アドレセンス」:1億2400万回再生
- 🎞️ 「バック・イン・アクション」:1億4600万回再生
これらのタイトルがグローバルな視聴者を惹きつけ、会員の“視聴エンゲージメント”を高める結果となりました。
Netflixは「今後もエンタメを通して世界中のユーザーにワクワクを届けたい」とコメントしています🎉

🚫 会員数の開示は終了、今後は“視聴時間”重視へ
Netflixは2024年の第1四半期決算時に、「今後、加入者数の四半期報告をやめる」と発表していました。
その理由として以下を挙げています:
- 🌍 プランや価格の多様化により、「加入者数だけでは成長を正確に示せない」
- ⏱️ “エンゲージメント(視聴時間)”こそが満足度の指標
そのため、今回の報告でも正確な会員数は開示されませんでしたが、2025年1月に全世界の会員数が3億人を突破したことは報告されています。

🔮 2025年Q2の見通し:さらなる成長へ
Netflixは、**2025年第2四半期の売上見込みを110億350万ドル(約1兆5600億円)**と予想しており、さらなる収益拡大が期待されています📈
🎥 まとめ
Netflixは2025年第1四半期において、値上げという“痛み”を伴う戦略をしっかりと成果につなげ、売上・利益ともに大幅な増加を記録しました。今後は数字ではなく**「時間」と「満足度」**を重視する方向に舵を切っており、視聴者にどれだけ価値を届けられるかがカギとなりそうです🔑