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― オーストラリア最新実験で判明した「照明×ギャンブル依存」の深い関係
1️⃣ 研究の背景:ギャンブル依存に潜む“環境トリガー”
- 世界人口の1.2%=約1億人 がギャンブル障害を抱えると WHO は推計
- 依存を加速させる要因は「音・匂い・視覚刺激」など多岐
- なかでも カジノの LED 照明(青色成分が強い光) は
└ スロットの画面/ネオン装飾/オンラインカジノ UI にまで多用
仮説💡「青色豊富な光が脳の報酬系を操作し、損失感覚を鈍らせるのでは?」

2️⃣ 実験デザイン:青 vs. 青カット 2 つの部屋で“ミニカジノ”
項目 | 詳細 |
---|---|
被験者 | 18〜27歳 健康成人 15名 |
条件 | <b>①ブルーライト高照度</b>・<b>②ブルーライト抑制</b>(輝度は同一) |
タスク | <ul><li>ハイリスク/ローリスクの 2 つの賭けを繰返し選択</li><li>報酬上限は<strong>$20</strong></li></ul> |
評価指標 | <b>損失回避傾向(loss aversion)</b> と <b>リスク選好</b> |
📸 実験室の様子
青豊富な部屋(左)は実際のスロットマシンを模した配色、
青抑制の部屋(右)は暖色寄りに調整。

3️⃣ 結果:青い光で“損失の痛み”が麻痺
条件 | 損失回避度 | ハイリスク選択率 |
---|---|---|
🔵 青色豊富 | 大幅に低下 | 有意に増加 |
🟠 青抑制 | 高い(=慎重) | 低い |
- 男性は女性より全体的にリスク選好が強い ➡︎ 過去研究と一致
- 光以外の環境要因・金額効果を統計でコントロールしても傾向は頑健
「$100 の損失は、青い照明下では“たいしたことない”と感じられた」
— アリシア・ランダー博士(筆頭著者)

4️⃣ なぜ? メカニズム仮説
- メラノプシン系(ipRGC) が青光に強く反応
- 視交叉上核(SCN)→報酬系ドーパミン回路を刺激
- 負の情動(損失の痛み)がブロック → リスク感覚が鈍る

5️⃣ 規制・実務へのインプリケーション
提案 | 期待効果 |
---|---|
💡 カジノ照明のブルーライト上限を設定 | 衝動ベットを抑制、依存リスク低減 |
💡 オンラインカジノUIの色彩ガイドライン | 自宅でも“光の罠”を回避 |
💡 公共ギャンブル施設での<strong>光環境表示義務</strong> | 消費者への注意喚起 |
ショーン・ケイン教授
「照明は“ニューデジタル薬物”になり得る。青を少し絞るだけで、より安全な娯楽産業がつくれる」
6️⃣ 結論&今後の課題
- 光環境は意思決定の隠れたレバー
- サンプル数・金額規模を拡大し、現場(カジノホール/オンライン環境)で再現性検証が必要
- 政策側は “視覚的ナッジ” をギャンブル規制 toolbox に追加すべき時期
🎲 まとめ:ブルーライトと賭け金、どちらをカットする?
青色照明はスマホの夜間モード同様、脳内時計と報酬評価を同時に揺さぶる――。
次にカジノへ行ったら、派手なネオンの色温度にぜひ注目してみてください。
光を変えるだけで、財布とメンタルの損失が防げるかもしれません。