🇺🇸トランプ大統領、Binance創業者「チャンポン・ジャオ氏」に完全恩赦を発表:仮想通貨業界に再び追い風か

🇺🇸トランプ大統領、Binance創業者「チャンポン・ジャオ氏」に完全恩赦を発表:仮想通貨業界に再び追い風か #news
トランプ大統領がBinance創業者チャンポン・ジャオ氏に「完全かつ無条件の恩赦」を発表。マネーロンダリング有罪からの復帰により、仮想通貨業界と政治の関係が新たな局面へ。恩赦の背景と波紋を詳しく解説。

2025年10月23日、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、世界最大級の仮想通貨取引所**Binance(バイナンス)の創業者であるチャンポン・ジャオ氏(CZ)**に対し、「完全かつ無条件の恩赦(Full and Unconditional Pardon)」を与えたと発表しました。

この発表はホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官によって正式に行われ、国内外で大きな波紋を呼んでいます。

💰マネーロンダリングで有罪、罰金総額は43億ドル

ジャオ氏は2023年、Binanceがマネーロンダリング対策(AML)を怠ったことで、アメリカの銀行秘密法に違反した罪を認め有罪判決を受けました。
その際、アメリカ司法省と合意の上で**43億ドル(約6600億円)**という巨額の罰金を支払い、CEOを辞任しています。

「仮想通貨業界史上最大の罰金」として話題になったこの事件は、Binanceの企業体質を問う象徴的な出来事でした。

🏛️トランプ政権の「仮想通貨支援」姿勢が色濃く

2025年1月の大統領就任以降、トランプ氏は独自の仮想通貨「$TRUMP」を立ち上げ、仮想通貨市場への参入を強化してきました。
さらに、自身の一族が運営する仮想通貨ベンチャー「World Liberty Financial(WLF)」を通じて、ブロックチェーン事業を積極的に推進。

Binanceは2025年3月、WLFの発行するステーブルコイン「USD1」を20億ドル(約3000億円)分受け入れるという取引を実施しており、今回の恩赦発表との関連が注目されています。

Reutersは「流通中のUSD1の大部分が、この取引で発行されたものだ」と指摘。
政府と仮想通貨企業の癒着を懸念する声も上がっています。

🙏CZ氏「トランプ大統領に深く感謝」:Web3の未来へ意欲示す

恩赦発表後、CZことジャオ氏は自身のX(旧Twitter)で次のようにコメントしました。

“Deeply grateful for today’s pardon and to President Trump for upholding America’s commitment to fairness, innovation, and justice.
We’ll do everything we can to make America the capital of crypto and advance Web3 worldwide.”

(今日の恩赦と、アメリカの公正と革新への姿勢を示したトランプ大統領に深く感謝します。アメリカを仮想通貨の首都にし、Web3を世界中に広げるために全力を尽くします。)

トランプ大統領の完全恩赦によって、ジャオ氏が再びBinanceに復帰する可能性も報じられています。
ロイターによれば、「アメリカ市場でBinanceが再び事業を拡大するチャンスが訪れる可能性がある」とのことです。

⚖️民主党や識者からは「利益誘導」「汚職」との批判も

一方で、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員はこの決定を厳しく批判。

「チャンポン・ジャオ氏はマネーロンダリングの罪を認めた人物です。その後、トランプ氏の仮想通貨事業を支援し、恩赦を求めるロビー活動を行いました。そして今日、トランプ大統領はその人物に恩赦を与えたのです。」

また、YouTubeチャンネル「voidzilla」は動画内でこの件を「史上最悪レベルの汚職(historic levels of corruption)」と表現。
World Liberty Financialとの金銭的つながりを問題視する声も相次いでいます。

🔁過去にも複数の仮想通貨関係者に恩赦

トランプ大統領は過去にも、仮想通貨関係者への恩赦を複数回行っています。

  • 2025年3月:取引所 BitMEX の共同創業者3名に恩赦
  • 2025年初頭:ダークウェブ「Silk Road」の創設者ロス・ウルブリヒト氏に恩赦

この一連の動きは、トランプ政権が「仮想通貨に寛容な政策」を明確に示すものであり、今後の規制緩和への期待感が市場に広がっています。

📊仮想通貨市場への影響は?

恩赦の発表直後、$TRUMPトークンやBinance Coin(BNB)は上昇傾向を示し、市場全体にポジティブな反応が見られました。
一方で、「司法の独立性が損なわれる」「汚職の温床になる」といった懸念も根強く、議会での追及が予想されています。

🔚まとめ:恩赦の先にある「政治と仮想通貨の融合」

トランプ大統領によるCZへの恩赦は、単なる人道的判断ではなく、政治的・経済的なメッセージ性を含んでいます。
恩赦によってBinanceは再びアメリカ市場への復帰を視野に入れ、トランプ政権は仮想通貨を国家戦略の柱に据えようとしています。

しかし同時に、公私混同・癒着の懸念という新たな問題も浮上。
「アメリカを仮想通貨の首都に」というスローガンの裏で、政治とブロックチェーンの境界線が問われています。

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